高血圧治療薬 ディオバン

β遮断薬の作用の特徴や副作用

β遮断薬は、βブロッカーとも呼ばれ、弱った心臓の機能を補う薬です。
特に高血圧性心疾患・狭心症・心不全・不整脈などの治療に用いられます。
私たちの身体は、緊張したりストレスを感じると、アドレナリンなどの物質が分泌され、
交感神経を刺激し心臓に伝わることで心拍数が上がり血圧が上昇することが知られています。

 

β遮断薬は、β受容体に結合してノルアドレナリンの結合を妨げることによって
心臓の興奮を抑え心拍数を減らし収縮力を弱めます。
その結果、血圧が下がります。

 

β受容体には、主に心筋に存在するβ1受容体と、平滑筋に存在するβ2受容体、
脂肪細胞に存在するβ3受容体の3種類あります。
循環器系では、心臓にβ1が、血管にはβ2が多く分布しています。
β遮断薬には、これら受容体を選択的に遮断して交感神経の刺激が心筋に伝わるのを
抑える作用があります。

 

β遮断薬は、降圧薬の中でも比較的副作用が多いといわれています。
頭痛・不眠・めまいなどの他、気管支喘息や心不全を悪化させたり、
糖質や脂質の代謝に悪影響をおよぼすことがあります。
そのため、糖尿病や高齢者の方には使用しづらい薬といわれています。

 

また血流を悪くするので、動脈閉塞症を患っている方は使用できません。
こういった副作用が現れた場合は、すぐに、医師または薬剤師の相談するようにしましょう。